サーラとミーティアのプリンセッセ・ラヌーバ(前編)
著者:shauna
#4「今回はなんとシルフィー不在!!果たして番組は成立するのか!!?」
サーラ「はい・・・というわけで始まりましたプリンセッセラヌーバですが・・・問題が発生しております。」
ミーティア「うん・・・大きな問題ね。」
サーラ「なんとシルちゃんが居ません。」
ミーティア「そう・・・メインパーソナリティにして番組全てを総括してくれていたシルフィリア様が居ません。」
サーラ「どうするのよ!!」
ミーティア「こっちが聞きたいわよ!!!」
サーラ「ってかプロデューサー・・。居ないのってやっぱあれが原因?」
―まあ・・・そうなるかな?―
サーラ「やっぱりね。ってことで前回を読んでない人の為におさらい。私のコーナー『クイズ マジカルサーラパワー』内において、クイズをやった結果、番組初となる見事全員正解となりました。その結果、ゴーヤの苦み成分を圧縮したエキスを大量に練り込んだ餡を包んだ薄皮饅頭通称モモルまんを全部で5個すべて食べなければならなくなり、しかもそれまでシルフィリアの理不尽なクイズの犠牲となった人々が笑顔でその口にモモルマンを詰め込んだ結果、シルちゃんは病院に運ばれ、そしてまだ退院してこないのです。」
ミーティア「ってことでいいの?プロデューサー?」
―いいや・・・退院はしてるんだけど?―
サーラ「え?」
ミーティア「してるの!!?退院!!!」
―前回のあれでマジギレして出てこないだけで・・・―
サーラ「まあ、分からなくはないけどさ・・・」
ミーティア「ホント気分屋よね。あの人。」
サーラ「でも、どうしよっか・・・私達だけだと正直どんな風に進行していいかまったくわかんないんだよね・・・」
ミーティア「そうだね〜・・・大抵のことを知ってるシルフィリア様がいないと「教えてあげる」のコーナーもできないし・・・それにクイズもできないよ?」
サーラ「そうね〜・・・でもなんかやんないといけないよ?どうする?」
ミーティア「だよね〜・・・じゃ、まずゲストの紹介。今回はなんとファルカス、アスロック、アリエス、カーリアン、お姉ちゃんとほぼ全員に来ていただきました!!」
一同「こんにちは〜!!!」
ミーティア「さて・・・また来週!!!」
一同「えぇっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ミーティア「・・・・なによ。」
セレナ「うん。ミーティア・・・ちょっと落ち着こうか。まだ何にもしてないのに終わるって言うのはどうかと思うわ。」
ファルカス「そうだぞ!!!次何時になるかわからない出番じゃないか!!!」
アスロック「お前はまだ本篇に出られるだろ!!?俺なんて次はいつになることか!!!」
ミーティア「でもな〜・・・やれることも何にもないし・・・なんかないかな〜・・・」
サーラ「いや、なんかないかな〜ってスタジオ内探されてもね〜・・・」
ミーティア「・・・?・・・あれ?」
サーラ「え?なんかあったの?」
ミーティア「なにこれ?机の下になんか有る。」
それを机の上に出すミーティア
サーラ「これって・・・前々回の箱の中身はなんだろな?の箱?」
ミーティア「ううん。違うみたい。あ!手紙がついてる。」
―どうしても進行に困った時は開けてねbyシルフィリア―
サーラ「おぉ!!!抜け目なく用意してある。」
セレナ「でも大丈夫かしら。もしかしたら何か仕掛けがしてあるかもよ?」
アスロック「まさか・・・このラヌーバは本編と違っておちゃらけだぜ?そんなことないだろ?」
サーラ「まあ、とにかく開けてみよっか?」
ミーティア「そうね。」
カパッ・・・
ガシャッ・・・
ガシャーン!!
ピッピッピッ・・・・
サーラ「えっとですね・・・大変なことになりました。」
ミーティア「由々しき問題ね。」
セレナ「まさか、箱を開けた途端手錠が飛び出してくるなんて・・・」
ファルカス「しかも全員見事に捕まったな。」
アスロック「おまけになんか嫌な電子音がしてるんだが・・・」
カーリアン「カウンターもついてるな・・・残り時間後9分だ。」
サーラ「ってことはアレかな?」
ミーティア「うん・・・あれね・・・」
カパッ・・・
サーラ「あ!!!時限爆弾の箱の上が開いて、鋏とコードが出てきたわよ。」
ミーティア「もう間違いなくアレじゃない!!!ってか時限爆弾って言っちゃったし!!」
セレナ「でも困ったわ。コードを切らなきゃ、私達全員ここでジ・エンドよ。」
ミーティア「お姉ちゃんなんでそんな落ち着いてるの!!?ってかコード多くない!!?普通赤か青の2択でしょ!!?」
サーラ「全部で10本。しかも全部エナメル線ね。」
カーリアン「良く作ったな。これじゃ接続で判断するのは至難の業だぞ。」
鋏を手に取るサーラ。
サーラ「この場合、やっぱり止めるには切るしかないのかな?」
ミーティア「た・・・多分ね・・・」
ピリピリ・・・
サーラ「ま・・・まあ、失敗しても大丈夫よね・・・」
ミーティア「も!!もちろんよ!!!なにしろシルフィリア様がどうしても進行できなくなった時用に置いて行ったんだから。きっとおもちゃだよ。」
一同「あははっはははは・・・あはははっははは・・・・」
一同「ホンモノっぽいな〜!!!!コンチクショーーーー!!!!!」(ガクガクブルグル)
アリエス「・・・そうか・・・」
ミーティア「アリエス様!!何この状況で分析してるの!!!?」
アリエス「ここにいる人物の共通点が分かったんだよ。」
サーラ「共通点?」
アリエス「思い出してみよう。前回、ここにいる全員でシルフィリアに何をしたか?」
ミーティア「・・・あれ?ここに居る人って・・・」
アリエス「そう・・・モモルマンをシルフィーに無理やり食べさせた愉快な仲間たちだ。」
一同「ホンモノ確定!!!!」
サーラ「ちょっと!!!私は何もしてない!!!」
アリエス「いや、思い出してみろ。そもそもの原因を作ったのはサーラ。君だ。問題を読み上げた君をシルフィーが恨んでないと思う?」
サーラ「・・・・・・ガクガクブルブル」
ミーティア「もう!!!どうすんの!!!!このままじゃ私達レウルーラと共に木端ミトコンドリアよ!!!」
サーラ「落ち着いてミーティアちゃん!!まだ希望は残ってるわ!!!ようは爆弾を解体すればいいのよ。」
ミーティア「どうやて!!!」
サーラ「だから落ち着いて。このコードの中の一本を選べばいいの。」
ファルカス「あれ?説明書があるぞ?」
一同凝視。
ファルカス「『どうしても解除できない時の対策。一個ずつゆっくり外していけば、手錠は外れます。』」
ミーティア「な〜んだ・・・かんた・・・」
ファルカス「『だたし、外れるのは3人までとします。残りの人達は私を苦しめた罪として爆死してくださいね(キャハッ)』」
一同「・・・・・・」
そして始まる血を血で洗う戦い。その果てに爆弾は果たして解除できるのか・・・
―ガチャッ!!
シルフィリア「何をしているんですか?」
ミーティア「・・・ちょっと暇だったから爆弾解体ごっこ。」
サーラ「迫真の演技だったでしょ!!!」
シルフィリア「まあ、いいですけど、せめてマイクは切りましょうよ。」
ミーティア「え!!?嘘!!?今のオンエアされたたの!!!」
サーラ「ちょ!!!え?そんな!!!ダメだって!!!」
面白かったのでそのままオンエアします by作者
―オープニングテーマ―
シルフィリア「お昼にお読みの方は寒い中ご苦労様です。そして、夜にお読みの方は夜遅くまで御苦労さまです。シルフィリアです。今日も楽しくやって行きたいと思います。」
ミーティア「・・・・・・」
シルフィリア「どうかしました?」
ミーティア「キャラ違くない?」
シルフィリア「そうですか?」
ミーティア「うん。いつもならなんかもう・・・元気の押し売りみたいにハッチャけてるじゃん。」
シルフィリア「まあ、それは追々・・・」
ミーティア「じゃあ、後で絶対教えてね。ってことで、ミーティアとシルフィリア〜でいいのかな?」
シルフィリア「いいえ、今日はサーラとミーティアの〜で通しましょう。私はゲストとして手助けすることにします。」
ミーティア「(絶対何かあった!!)じゃ・・・じゃあ、サーラとミーティアのプリンセッセラヌーバ!!スタート!!!」
シルフィリア「はい。というわけで、水の都の小夜曲(セレナーデ)が終了しましたが、どうでしたか?」
サーラ「う〜ん・・・結構楽しかったかな。」
ミーティア「そんなことより気になってることがあるでしょ!!!」
サラシル「?」
ミーティア「あのラストシーンよ!!!」
サラシル「・・・・・・ああ・・・」
ミーティア「ちょっと!!!何その冷めた反応!!!そんなんじゃリアクション芸人になれないわよ!!!」
シルフィリア「いや・・・なるつもりありませんし・・・」
ミーティア「だーーーーーー!!!!!もう!!!!!!ウダウダ言ってないでさっさと答えなさい!!!!どっち!!!どっちがキスしたの!!!」
サーラ「あのね、ミーティアちゃん。知らない方がいいこともあるのよ。」
ミーティア「私は知りたいの!!!ってかサーラさんも変!!!ファル君のファーストキス、シルフィリア様に奪われたかもしれないのよ!!!なんでそんなに平然としてられるの!!!!」
サーラ「だって、“ほっぺ”だったし・・・」
ミーティア「そう言う問題じゃない!!!さあ、言え!!!シルフィリア様!!!どっちがしたの!!ハク!!それともあなた!!!」
シルフィリア「・・・・・・御想像にお任せします。」
ミーティア「うぬああああ!!!!!」
どうしても知りたい方がいればブログにお願いします。ブログがある場合は非公開コメントで書き込ませていただきます。By プロデューサ
サーラ「さて、気を取り直して、ラヌーバです。みんなどうだった?私は結構楽しかったけど。」
シルフィリア「そうですね・・・今回のテーマは『あなたの大切なモノは何ですか?』だったのですが、そのテーマの通り、それぞれの大切にしてるモノが交差し合う小説に仕上げられたと思います。」
サーラ「そうね。私もファルのことがどれだけ大切かってことが分かったし。」
シルフィリア「まあ、それが今回の裏テーマでもありましたしね。」
ミーティア「裏テーマ?」
シルフィリア「ええ・・・前回の“護りし者達の交響曲(シンフォニー)”の裏テーマはミーティアの成長記録とセレナとシルフィリアの和解だったりしたわけで、今回もそんなテーマが設定されていました。」
サーラ「ふ〜ん・・・で?そのテーマって?」
シルフィリア「『サーラとファルカスがお互いの大切さを認識し、仲の良い旅仲間からお互いを意識した恋人同士になる』です。」
サーラ「ちょっと!!!!そんなの頼んでない!!!」
シルフィリア「シャウナの小説は基本的に押し売りですよ。」
ミーティア「うわ!!!ひどっ!!!」
シルフィリア「さてさて、それではいつも通り始めていきます。それではまずは『シルフィリアが優しく丁寧に教えます(はぁと)』のコーナーです。」
ミーティア「はい!!コーナー名変わってるよ〜!!!絶対おかしいよ〜!!!」
サーラ「同じ(はぁと)が付いてるのに一切いやらしさとか感じないね。」
ミーティア「ねえ、そろそろ教えてくれない?一体何があったの?」
シルフィリア「・・・実はですね・・・」
サラミー「うんうん。」
シルフィリア「私はこの収録に臨むに当たってハッチャける為に少しアルコールを摂取することにしているんです。」
ミーティア「え〜っと・・・とりあえず、お酒飲んでるのは置いておくとして・・・」
サーラ「それで・・・ハッチャけてないってことは素面(しらふ)なんだ。」
シルフィリア「はい。今日は一切飲んでません。」
サーラ「なんで?」
ミーティア「あ!!流石にアリエス様に怒られたとか!?」
シルフィリア「いいえ。アリエス様は基本私のすることに関して一切咎めたり文句つけたりしませんから。もちろん悪いコトすれば叱られますけど・・・」
ミーティア「じゃあ何で?」
シルフィリア「・・・あれは1ヶ月ぐらい前にプロデューサーから聞いた話なんですけど・・・」
サーラ「それで?」
シルフィリア「どうやら私・・・」
サラミー「うんうん。」
シルフィリア「高良あくあ嬢を始めとする読者の皆さまから淫乱痴女の極悪非道わがまま娘と思われているらしくて・・・」
ミーティア「えぇ!!そうかもしれないけど・・・あぁ!!!そんな部屋の隅で体育座りしながらズーンって効果音がしそうな雰囲気でドス黒いオーラ出さなくても!!!」
サーラ「うん。ミーティアちゃん。最初の一言で全部台無しだから・・・」
シルフィリア「だから決めたんです!!!今日は素面で通常時の私でやろうって!!ってことでアリエス様!!退場!!!」
アリエス「えぇ!!!?さっきまでゲスト置いてきぼりだったのに俺一言二言話しただけで退場させられるの!!!?」
シルフィリア「アリエス様がいるといつもの調子に戻っちゃうから、ダメです!!退場!!!」
アリエス「うぅ・・・ちょっと酷くない・・・」
アリエス君退場。
シルフィリア「ちなみに、今回の『教えてあげる』では、その説明に適した方を順次お呼びいたしますので、MC以外の皆様も一時控え室へとお下がりください。」
一同「「「「ええ〜!!!」」」」
アスロック「貴重な出番なのにか!!?」
ファルカス「そうだぞ!!貴重な出番なのに!!!」
シルフィリア「そうですか・・・わかりました。あ〜ぁ・・・説明には全員を個々にお呼びしますので確実に出番が回ってきますし、控室にはアリエス様特製のスイーツビュッフェやフェルトマリア家の高価な美術品の数々を展示させていただいてますのに・・・」
一同「「「「えっと・・・控室ってどこだっけ?」」」」
ゾロゾロと出ていく面々。
ミーティア「・・・悪魔」
シルフィリア「何とでも。さて、『シルフィリアが優しく丁寧に教えてあげる』のコーナーでしたね。」
サーラ「あ・・・うん・・・そうだけど・・・」
シルフィリア「ではでは、御答していきたいと思います。まず、最初。P.Nミーティア大好きさんから頂きました。ありがとうございます。えっと・・・『最初から幾度となく登場する“時切絵”ってなんですか?』だそうです。ではでは、まずはサーラさんにお答え頂きましょう。」
サーラ「ふぇ!!?あたし!!?えっと・・・地球で言うと写真に当たるのかな?えっと・・・時切機って機械があってね。これは光の魔法の応用で・・・って・・・わかりにくいよね。フィルムカメラです。」
シルフィリア「はい。とっても分かりやすい説明ありがとうございます。みなさんわかりましたか?もし、分からなければ、BBSに書き込まれた時点で個人的に私が訪問してお教えしますので、よろしくお願いしますね。」
ミーティア「う〜ん・・・なんか調子狂うな・・・何時もなら『チッこれだから説明ベタは・・・』って吐き捨てるのに・・・」
シルフィリア「・・・私ってそんなキャラなんですか・・・。では次、PN『マーリン』様から頂きました。メルディンについて教えて下さい。」
ミーティア「これはやっぱ製作者のシルフィリア様が応えるべきじゃない?」
シルフィリア「では、お答えしますね。コホンッ。私のヴァレリーシルヴァンを含め、既存の杖というのは基本的には“魔力を効率よく魔法に変換する処理媒体”でしかなかったわけですが、メルディンはそれに加え、発動の手助けになる処理装置と状況判断を行える人工精霊を内蔵しているんです。もちろん、この杖は通常では普通の魔法の杖として機能します。しかし、一度サーラさんの命が危険になるかあるいはサーラさんがパスワードを唱えると、インテリジェントモードとなり、使用者の代わりに人工精霊が杖の制御をおこない、その場の状況に応じて魔法を発動させたり、主の性質によって自らを調整したりします。もちろん、人工精霊が内蔵されているので、会話・質疑応答もこなせ、寂しい時には話相手になってくれたりもしますよ。まあ、この辺まではリリカル○のはシリーズのインテリジェントデバイスと同じ・・・」
ミーティア「わーわーー!!!シルフィリア様!!版権版権!!!」
シルフィリア「・・・そうでしたね。さて、そして重要なのはここから。あの杖にはもう一つ、あるとんでもない技術が備わっているんです。それがMagial Player 3・・・略してMP3という機能です。」
サーラ「なんかi podとかで音楽聞けそうな名前だね。」
シルフィリア「まあ、似たようなものです。あの杖には最大で3つ、他人の魔法を入力し再生することができるんです。それを使うだけの魔力と共に。」
サーラ「えっと・・・ってことは劇中で私がシルちゃんの古代魔法使えたのもその影響?」
シルフィリア「大正解です。ただ、使用回数は一つの魔法に対して一回だけですので気を付けてくださいね。それと、魔法を入れる時にはインテリジェントモードを起動し、マジックロードと命令してから目の前で魔法を行ってもらうことで入力することが・・・」
ミーティア「あのさ・・・使い方説明なら他でやってくれない?」
サーシル「ごめんなさい。」
シルフィリア「えっと・・・それで何でしたっけ?」
ミーティア「メルディンの魔法入力チートについて。」
シルフィリア「そうでした。えっと・・・後は・・・サーラさんはあの段階で3つとも使ってしまいましたが、あの後、もう一度3つ入力しておきましたので、いつでも使えますよ。」
サーラ「え!!?ホントに!!?ありがとシルちゃん!!」
シルフィリア「入ってる魔法はT絶対守護領域、U女神の息吹、V幻想なる刻の扉です。」
サーラ「うん。どっかにメモっとくね。」
ミーティア「はい。和気藹々のコーナー終了。次のお便り行くわよ。」
サーシル「はぁ〜い!!」
ミーティア「えっと・・・次ね。PN「殺し屋」さんから頂きました。」
シルフィリア「そんな人がお便り出しちゃっていいんでしょうか?」
ミーティア「ルシファードの武器を教えて下さい。あのグチャグチャ感が溜まりません!!!だそうよ。大丈夫かしら?この人。」
シルフィリア「ではでは、ルシファードに登場していただきましょう。」
ルシファード「・・・また来週。」
ミーティア「ちょっと!!!」
ルシファード「・・・んだよ。バラすぞ。」
ミーティア「バ・・・シルフィリア様!!!なんなの!!?この人何なの!!?」
ルシファード「るせえよ。俺はこう言う和気藹々ミーハーなテンションが一番嫌いなんだよ。」
サーラ「本音出た!!ってかミーハーって!!!」
シルフィリア「説明だけしたら帰っていいですから、とっとと説明して下さい。」
ルシファード「武器か?・・・ナイフが全部で3本これがケルベロス。次にダガーが2本、これがオルトロス。最後に大剣。これがフェンリルだ。以上。じゃあな・・・」
ミーティア「ちょ!!もっと説明!!!ってか何本当に帰ろうとしてるの!!!ねぇ!!ねぇ!!!」
ルシファード「後はメーカーのシルフィリアにでも聞けばいいだろ。じゃあな・・・。」
ガチャンッ。
サーラ「本当に帰っちゃったね。」
ミーティア「クッ!!マジでムカつく!!!」
サーラ「ってことでシルちゃん。簡潔に説明お願い。」
シルフィリア「了解です。えっと、ケルベロスの効果は、投擲用のナイフでして、これには、投げても自動的に鞘に戻る精霊魔法が掛けられています。次にオルトロスにはそれに加え、投げた後に使用者の意志によって軌道を自由に変化させることが出来ます。最後にフェンリルですが、これは作ったのは私なんですが、かなりルシファードの趣味が入ってますね。発動させると、チェンソーとドリルを合わせた様なものになり、元の大剣の切れ味も相まって途方もない破壊力を生み出します。以上。」
サーラ「センキュー!!!」
ミーティア「あなた達、本当に仲良いわね。」
サーシル「まあ、年齢も身長もスリーサイズも近いですし・・・」
ミーティア「ぬぐぁぁああああ!!!!屈辱!!!」
サーラ「さあ、次に行きましょっか。PN“竜騎士”さんから頂きました。サージルの武器“アロンダイト”について教えてください。後、サージルの所属している閃光の竜騎士団(レイライト・ドラグーン)ってなんですか?だそうよ。」
シルフィリア「ではでは・・・これはサージルに・・・」
サージル「サーラちゃん。好きだ・・・結婚しよう。」
シルフィリア「・・・すみません。もう居ました。」
サージル「あぁ・・・君の瞳はまるで硝子。君の髪はまるで水晶、僕は君みたいな理想の女性に出会うのを心から望んでいたんだ。真実の愛の元に不可能はない。僕と共に一時の甘い瞬間を味わってみないかい?」
サーラ「は・・・はあ・・・」
ファルカス「サーラに手を出すな!!」
ミーティア「おォ!!いきなり出てきたわね。」
サージル「なんだ?お前とサーラってもしかしてそう言う関係なのか?」
ファルカス「そういう・・・って・・・どういうだ!?」
サージル「恋人ってことだ。」
ファルカス「こ・・・こいび・・・」
ニーナ「ファルカスの恋人が何だって!!!?」
ミーティア「なんか呼んでもいないの来た!!!」
ニーナ「だって絶好のシーンだよ!!完璧だよ!!一人の女の子を取り合って戦う2人!!!月9だよ月9!!!」
ミーティア「いや・・・どっちかというと昼ドラじゃ・・・」
ニーナ「どっちでもいいの!!それで、ファルカス!!答えは!!!」
ファルカス「え・・・っと・・・それはだな・・・」
サーラ「ファル・・・どうなの?」
ファルカス「え・・・と・・・俺は・・・その・・・サーラは・・・そう!!妹!!妹みたいなもんなんだ!!!」
サージル「妹?」
ファルカス「そう!!だからお前みたいなチャラチャラした男にサーラはあげられません!!!」
ニーナ「まあ、そんな冗談はいいけど、きっとファルカスの心の中を覗き見して絶賛赤面中のサーラはともかく、さっきからこっそり目を閉じて聖蒼ノ鏡(ヤタノカガミ)使ってるシルフィー。ファルカスの心の中手っ取り早く教えくれる。」
シルフィリア「ふぇ?」
・・・・・・
シルフィリア「なんでみなさん、そんなに真剣なんですか?それとファルカスさん。その雨に打たれた仔猫のような眼をするのはやめてください。」
ファルカス「シルフィリア・・・お願い・・・」
ニーナ「シルフィー!!ここで読者の要求に答えなきゃ、人気が下がるよ!!」
シルフィリア「何この板挟み!!あ〜・・・えっと・・・では・・・読者の皆様・・・もう分かり切ってることだよね(キラッ)!!」
ニーナ「チィィィイイイイ!!!うまく逃げやがった。」
ミーティア「はい。じゃあ、本題に戻すよ。」
サージル「そうだな。サーラ。結婚してくれ。」
サーラ「え・・・いや・・・その・・・」
ミーティア「無限ループしそうなので、私が説明しま〜す。えっと・・・アロンダイトについては・・・シル様〜・・・」
シルフィリア「初めて呼ばれたそんな名前!!えっと・・・アロンダイトは伝説クラスのスペリオルいわゆる神器ですね。見た目は剣なのですが、流体金属でできており、その形を自由自在に変えることが出来ます。ジルは剣のままで使うのと鎌に変形させて使うのを好んでよく使用してますね。もちろん、他の槍や弓なんかに変形させることもできますよ?」
ミーティア「はい。アリガトウ。では、次に私から閃光の竜騎士団(レイライト・ドラグーン)についての説明ね。彼らは基本的にフロート公国の議会直属の部隊で、正規軍とは命令系統も完全に独立した事実上の特殊部隊よ。その実力は大陸でも最強の部隊と謳われ、現在執政官と同じくこの世で一番なるのが難しい職業といわれているわ。まあ、それだけの精鋭部隊だから、構成するメンバーは当然、国内のトップエースのみで構成されてるし、彼らには新型装備とかも優先的に与えられるし、しかも秘密警察みたいなこともやっててその為、国内ではガルス帝国軍人より怖がられているわ。全部で確か7番隊まであって、サージルさんはそこの3番隊隊長で、現在撃墜王。これ以上のことを知りたければBBSに書き込んでね。」
サーラ「はい。では、騒いでたサージルさんとファルを追い出したところで次です。」
シルフィリア「はい。PN「シルフィーは俺の嫁!!」様から頂きました。ありがとうございます。でも、残念ながら私はもうアリエス様の元へ売約済みなんです。ごめんなさい。」
ミーティア「勘違いされるようなことを言うな!!ってか調子戻ってきてる!!」
シルフィリア「えっと・・・第13編でシルフィリアが使ってた武器は何ですか?・・・えっとですね・・・まず、最初に投げたのは普通のエアナイフです。次に使った鎌は神器ですね・・・。名を“スノードロップ”と言って振るだけで半径10m以内の任意の相手を凍らせることが出来ます。次のロンギヌスの槍は本編中ファルカスさんの説明をご覧ください。ちなみに実物はちゃんと私が持ってますよ。次の小太刀は普通のエアダガーの小太刀版ですね。そして、最後に使っていた鞭が“ヘンリーウィップ”というスペリオルです。素材にグラスファイバーを使うことで、扱いやすさとしなやかさを格段にアップさせ、電流を流したりすることもできます。」
ミーティア「・・・スノードロップ頂戴。」サーラ「・・・ロンギヌスの槍欲しいな・・・。」
シルフィリア「はい次行きますよ。」
サラミー「無視!!?」
シルフィリア「PNリアーネさんから頂きました。最後に出てきたモニカさんの所属しているロンドベル魔法騎士団ってどんな組織なんですか?えっとこれの説明は・・・じゃあ、モニカ!!」
モニカ「え!!?私!?」
サラミー「誰!!?」
モニカ「え・・・ええ・・・そうよね。まずは自己紹介。名前はモニカ・マリアンヌ・クリスティアーネよ。よろしく。表向きはロンドベル魔法騎士団の総長よ。」
シルフィリア「そして、その実態は聖蒼貴族最強戦闘組織“円卓の騎士団(レオン・ド・クラウン)”のNo.5(ナンバーファイブ)。二つ名は精霊の支配者ですよ。スペリオルはこの世ならざる者全てを使役することのできる竪琴“ワイナモイネン”と私の魔術と同じく命中率100%の弓矢“アルテミス”です。」
ミーティア「へ〜・・・なるほど・・・で、スリーサイズは?」
モニカ「・・・は?」
ミーティア「だから、スリーサイズよ。読者のみんなも細かい情報よりこっちの方が楽しみなはずよ。さあ、言いなさい。」
モニカ「・・・シルフィリア・・・これどういうこと?」
シルフィリア「まあ、風習みたいなものです・・・。」
モニカ「つまり、みんな公開してるのに、私だけ後悔しないのは許せないと・・・」
シルフィリア「まあ・・・そういうことです。」
モニカ「でも、さっき控室にリーファ居たわよ。ってことは・・・」
シルフィリア「当然後で公開していただきます。」
モニカ「はぁ〜・・・じゃ、まあ、仕方無いか・・・。身長は上げ底ハイヒールの高さも入れて170cm。無しだと165cmかしら。体重は・・・秘密でいいかな?」
ミーティア「OKよ。」
モニカ「それから、えっと年齢は女性陣最年長かな? 26歳って。・・・スリーサイズは上から89.60.87よ。」
ミーティア「何それ!!!」
モニカ「え?・・・確かにまだ結婚してないけど、26ってそんなに歳いってる?」
ミーティア「そんなの事はどうでもいいの!!それよりマジムカつくんですけど!!!なにそのスリーサイズ!!私のことをどれだけバカにすれば気が済むわけ!!!?」
モニカ「馬鹿にって・・・あっ・・・だ・・・大丈夫よ。まだ10代前半の思春期なんだから真っ只中なんだからこれからどんどん成ちょ・・・」
サーラ「モニカさん。ミーティアちゃんは16歳だよ。」
モニカ「えっ・・・あ〜・・・えっと・・・そうだ!!ロンドベル魔法騎士団の説明よね!!」
ミーティア「無視するな!!!」
モニカ「後でおいしいケーキ奢ってあげるから許して。」
ミーティア「うぅ〜・・・」
シルサラ(手懐けた!!!)
モニカ「さて、ロンドベル魔法騎士団についての説明だったわね。ロンドベル魔法騎士団というのはこの世界で聖蒼貴族発足と同じぐらいに登場した組織よ。そうね・・・今から4000年ぐらい前になるかしら。当時はまだ内戦とかが多かった時代において、世界を平和にする為に作られた組織だから、大きく言うと、表の聖蒼貴族と言っても過言じゃないかもね。でも、その後、時代は変わって、戦争が無くなってからは、魔道学会の発足も相まって、段々と段々とその役目を警護任務へと変化させていったの。つまりは傭兵とSPへね。今では各国のパレードや迎賓や主賓の警護など、基本的に花形職業とされているわ。もちろん、聖蒼貴族程ではないにしろ、メンバーはかなり精練されているわ。魔道学会で言うとAランク以上の魔道士しか入隊は認めないし、現在では魔法騎士学校という専門学校もあるのだけれど、その中でも団員として採用されるのはごく一握りね。」
ミーティア「ふ〜ん・・・なんか、遠い存在って気がするわね。」
モニカ「ちなみに、聖スペリオル王国内でのパレードの警護も私達がやってるし、ガルス帝国内では定期的に練習試合をしたりしてるからファルカス君達とは面識があるわよ。」
ファルカス「あぁ・・・居た居た。ガルス時代に女のくせにベラボーに強い相手・・・。」
ニーナ「おぉ!!ファルカス君いきなりの登場!!」
ファルカス「お前が言うな。でもそう言われると身近に感じるな・・・。」
モニカ「でしょう。」
ファルカス「しかし、あの魔王に育てられたゴリラ女とか噂になった女がお前だったとは・・・意外だったな。」
モニカ「ちょ!!何それ!!その辺り、もう少し詳しく・・・」
ミーティア「はいは〜い。次行くよ。PN地球人さんから頂きました。13話だとおもうのですが 、ワンドとスタッフの違いってなんですか?だそうよ。」
シルフィリア「えっと・・・これは・・・そうですね。アリエス様。解説お願いします。」
アリエス「え!!俺!!」
シルフィリア「ええ・・・私が思うに、あなたの説明が一番分かりやすかったですから・・・。」
アリエス「っと・・・何つったっけ・・・俺?」
シルフィリア「タンクトップピーシーとノートンピーシーとか言うのに似てるのでしょう?」
アリエス「ああ・・・あれか・・・えっとね。ようはワンドとスタッフの違いっていうのはノートパソコンかデスクトップパソコンかの違いなんだ。」
ミーティア「えっと・・・ごめん。わかんない。」
アリエス「要はね。・・・つまり、菜箸とか箸ぐらいの長さの杖“ワンド”がノートパソコン。持ち運び重視で、高価なパーツを使っていることが多いから割高で、ローパワーなのが特徴。確かに最近性能が上がってはいるけど、拡張性は皆無だし、故障率が高い。最近は五千リーラで買えるモデルも大手杖メーカーからは出てるかな?
それで、逆に長い本当に魔法使いの杖って感じの奴が“スタッフ”。価格性能重視を重視してるし、割安でワンドよりもワンランクツーランク上の性能を持って居て、なおかつハイパワー。マニアの人には自作がする人もいるかな?それに、記憶回路がワンドに比べて大きいし、拡張性が高く、改造もしやすし、故障率が低い。ただ、持ち運びには不便。何しろ大きいからね。ローブにしまっておくこと出来ないし、大半は持っているか、背中に背負ってることになるのが難点かな。」
ミーティア「ふ〜ん・・・よくわかんないけど、分かったような気がする。」
サーラ「でも、アリエス君。よくそんなこと知ってるね。シルちゃんと一緒で地球には行ったことないんでしょ?」
アリエス「え・・・あ・・・まあ・・・・・・噂話程度に聞いてさ・・・」
ミーティア「ふ〜ん・・・ま、いっか。次行くよ。PN違う!!俺の嫁!!さんから頂きました。あ〜・・・今回はかみ合わなかったわね。ドンマイ。えっと、シルフィリアのエクシティウム・エプタについて教えて下さい。これは、もうシルフィリアしかいないわね。」
シルフィリア「いいえ。私より詳しい方がいらっしゃいます。」
ミーティア「へ?・・・誰?」
シルフィリア「プロデューサー!!」
シャウナ「イェイ!!」
ミーティア「ついに腹黒作者出てきた!!」
シャウナ「腹黒とは酷いな・・・こんな純真無垢の私に対して・・・」
サーラ「にゃー」
シャウナ「ちょっと!!それどういう意味!!!」
サーラ「だって、よくよく考えてみると夏音の黒さもシルフィリアの黒さもあなたが原因でしょ。本編の24篇後編なんて酷かったじゃない!!シルちゃんどれだけ悪魔にしてるのよ!!」
シャウナ「そんな!!確かにこの前友達に「君は本当に聖人君主みたいにいい人なんだけど、考え方が黒過ぎるのが欠点だよね」って言われて傷心中だけど!!!」
シルフィリア「まあ、それはいいとして、プロデューサー。早く、説明を。」
シャウナ「OK!!じゃ、エクシティウム・エプタの分類ね。
エクシティウム・エプタというのはシルフィリアの古代魔法の中でも最も威力の高い7つのことで、絶対なる7つ道具(エクシティウム・エプタ)って名前通り、合計で7つあります。具体的には
1:星光の終焉(ティリス・トゥ・ステラルークス)・・・広域殲滅魔法
2:ひ・み・つ(ビューンって感じなの)
3:ひ・み・つ・その2(ガッシーンって感じなの)
4:絶対守護領域(ミラージェ・ディスターヴァ)・・・防御魔法
5:幻想なる刻の扉(イリューシオ・ホーラフォリス)・・・呼び出し魔法
6:秤等す夢幻の理想郷(アガルタ・ル・アーカーシャ)・・・固有結界魔法
7:ひ・み・つ・その3(ティリ〜ンって感じなの)
ってな感じでって、ミーティアちゃん!!苦しい苦しい!!なんで首を絞めるの!!!そんな!!お願い!!喉仏押さないで!!!ルーラー様ルーラー様!!!私、ミーティアちゃんに殺され・・」
ミーティア「黙れ!!ひ・み・つとか乙女チックな言葉を使うな!!しかもしれを擬音で表すな!!気色悪い上に腹立つわ!!!」
サーラ「じゃ・・じゃあ、ミーティアちゃんがプロデューサを絞殺してる間に休憩挟もうか・・・。ついでに、後編は事後処理の関係で魔法の解説からね・・・。では!!」
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